審判離婚
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審判離婚は、あと一歩のところで調停が成立しない場合に、家庭裁判所が調停委員の意見を聞いた上で、当事者双方の衡平を考えて、職権で審判を行い離婚の判断を下す方法です。
審判離婚になるのは、次のような場合です
・当事者双方が離婚に合意しているが、病気などの事情により調停成立時に出頭できない場合
・子供の親権など、早急に結論を出した方が良いと判断される場合
・調停案にほぼ合意しているが、一部に限って合意できず調停不成立になった場合
審判離婚は、審判が下されてから2週間以内に当事者のどちらかから異議申し立てされると効力を失います。実際は当事者がほとんど離婚に合意している場合に審判離婚が適応されるケースがほとんどであるため、審判に対する異議申し立て事例は極めて少ないです。
審判離婚は、全体の0.04%程度に留まっていますので、ほぼ例外的な方法といって良いと思います。
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取手駅前法律事務所
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