訴訟で不貞行為の慰謝料請求をされ１５０万円の支払いで解決した事例

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依頼者：40代夫
相手方：40代不倫相手の夫

解決金：150万円／支払い方法：一括／受任から解決までの期間：1年3ヶ月

事案

当方は不貞行為があったことを認めていましたが、相手方（不貞相手の夫）が、高額な慰謝料にこだわり、任意の交渉では解決できなかった事案です。訴訟までして和解した金額は、交渉時に当方から提案した金額と同等でした。

弁護士からのコメント

示談交渉はあくまで相手方がある話なので、当事者双方が納得しない場合にはいくら金額が妥当でも和解することはできません。相手方は、訴訟になればいくらか増額できるであろうと判断したようですが、実際には当方が任意の交渉段階で提示した金額で和解をすることとなりました。
訴訟でもお互いが納得しなければ和解は成立しませんので、相手方は、150万円という金額が気に入らなければ和解をしないで判決を取得することもできました。ですが、本件で和解を成立させることができたのは、この150万円という金額を提示してきたのが裁判所だったからです。いわゆる和解勧告（和解勧試）というやつです。裁判所が心証を開示し、具体的に金額を告げてきた場合、その提案を蹴って判決をもらっても、同じような金額になる可能性が非常に高いです。ですので、そのような事情を踏まえ、先方代理人が相手方を説得したのだと思います。

その他

不倫の慰謝料を請求された

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